視覚障がいがある人を助けるアプリがあると聞き、
ダウンロードしてみました。
カメラ電話的な機能を使って、ラベルや商品などを読むお手伝いです。

最初の3週間は、何度か電話が来たものの、
出ると「他のボランティアがもうすでに応答しました。」とメッセージが出て(2秒ー5秒内で出てるのに!)、実際にお手伝いするまでにはいかなかったのです。
視覚ヘルプを欲している方が19万人登録しているのに対して、ボランティア登録者が348万人。
ボランティアはなかなか出番が回ってこないそうです。
でも最近やっと参加できる機会がありましたよ!

記念すべき第一回は、青いボトルを持っていらして「これはなんのスプレーか教えてください。」とのこと。
カメラがラベルの方を向くように、「もう少し右お願いします。少し下…。」と誘導して、「ファブリーズです。布の消臭剤です。」というと「ああー!なるほど。ああ、よかったよかった。」と、何故かほっとされた様子。
そのあと、お互いに「ありがとうございました。」「いえいえこちらこそ。」と挨拶をし、10秒ほどで終了。

嬉しかったの!わあい。
小さなことですが、すごく充実感がありました。
日本語でお話できるのも嬉しい。

第2回は、薄切り肉のラベルを読むお手伝い。
たしかに感触だけでは分からないですよね…。
読み上げると「ああー!XX(スーパー名)で買ったやつかあ。ありがとうございます。これから朝ご飯が作れます。」とのこと。
人の役に立てるって嬉しいなあ。
「朝早くからすいません。」とおっしゃっておられましたが、心配ご無用。
時差がありますので…ウフフ。

ボランティア側の電話がなるのが、朝8時から夜から9時。
だから、早朝とか深夜に助けが必要な方は、
日本で住んでるボランティアではなく、私のような海外居住者に回って来るのでしょうね。

微かな方言や訛りが入った「リアル日本語」が聞けることに、
心を和ませてもらってます。



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