命の儚さ

2016年6月1日 マイニチ
保育園に子どもをお迎えに行って帰る途中のこと。
パトカーやら救急車やらが走っているのをみて、
興奮するこどもたちと賑やかにお話ししながら運転をしていると、
帰り道が、まさしく事故現場。
毎日のように通る、見渡しのいい大きな十字路の周りに、緊急車両が続々と詰めかけているところでした。
十字路の真ん中では、心配蘇生真っ最中。

は、初めてみた、本物の心肺蘇生…!!!
ということは、この人の心臓、とまってるっていうこと?

正直、えらいところに来てしまったと思い、続々とUターンをする車に混じって、私も遠回りして帰路につきました。
夫に経緯を話すと、多分助からないだろうね、と淡々。
何かで読んだそうですが、事故現場で心拍蘇生が必要なレベルの負傷をして助かる確率はゼロに近いとのこと。
複雑な気分で、数時間後にネットで調べると、
その60歳の彼は、事故現場で死亡が確認されたそうです。
車同士の事故だと思いこんでいたのですが、
バイク対自家用トラックの衝突だったらしく、
車の運転手は無傷で、現場を走り去った後2キロ先の駐車場で止まっているところを、警察に見つけられたそうです。

私が見たときは、心拍蘇生をしている制服を着た人のすぐ隣で、
横たわる男性のすぐとなりに、
中年の女性と10代の女の子が見えたのですが、
ご家族かな、と思ったのですが第一発見者だったのかな。


近所で死亡事故。
ずっと続くと思っている日常は、次の瞬間には崩れてしまうかもしれない。
神妙な気分です。
命ってはかないな。

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