さつまいも粉餅となぞの豆

子どものころからわらびもちが好きで。
小さいころ、母が粉から作ってくれていたのを覚えています。
夏によく作ってくれました。

異国で暮らすようになってからは、さすがにスーパーで見かけることはないので、ぜいたく品としてたまーに粉を買って、作っては楽しんでいたのですが、やっぱりお高いんですよねえ。

で、今日、るんるんで韓国系スーパーでお買い物していると、
日本製わらびもちの粉発見。だいたい400円くらい。(日本で100円均一で売ってるレベル)
やっぱりたっかいなー、でもほしいなーと思いながらラベルを読んでいて気づいたこと。
わらびもちの粉って、さつまいもの粉(主成分)だったのね。
（って無知ですいません。）

いや、一般的に出回っているわらびもちと称するものは、わらびの粉からできてない、とは知ってたんですよ。
甘藷でんぷんなるものからできている、というのも、うっすら覚えていたんですよ。
でも、甘藷＝さつまいもって知らなかったんです。
日本語のラベルに「甘藷澱粉」と小難しく書いてあるんですが、隣に張られた英語表記がSweet potato starchとあって、やっと気がつきました。

そこで！
じゃあ、さつまいもの澱粉買えばいいじゃん、と思いつきました。

日本の粉物の隣には、韓国製の多種多様の粉物がならんでいます。しかも良心的お値段。
今までは、韓国語がわからないので、スルーしていたのですが、
英語ではられているラベルを頼りに見つけましたよ。
韓国製"Sweet potato starch"。
日本製の2.5倍の量で、お値段は2割ほど高め。
今年の夏はわらびもち作りまくろう、と、大人買い決定。

じゃあ、きなこもついでに・・・と思って韓国製のを見たのですが、大豆(soybean)って表記じゃなくて、beanのみ。
豆っていわれても。それ、総称だし。
色からして大豆のことだろうと判断できるのですが、それでも
Bean powder (豆の粉）
Roasted bean powder　(炒った豆の粉)
Fermented bean powder　(発酵させた豆の粉)
と、3種類もあります。
ていうか、発酵させたの？
韓国料理は奥が深いですね。

とりあえず、炒ったバージョンを買っておきました。

おうちで早速試してみると、ビンゴ！
おいしいわらびもちができました。さつまいもでんぷんで。
使いかけの日本製きなこがあったので、今日買った韓国製、炒った謎の豆の粉(笑)はまだ使ってませんが、また後日報告します。