息子を抱えている夫が、外にいる救急車に向かって歩き始めました。
なぜか、救急隊員がうちに入ってくると思い込んでいた私は、「そっか、こっちから行けばいいのか」と納得し、夫のあとを追いました。
ここで、感情ボタンが入った模様。
救急車、パトカー、救急隊員さん、子どもを抱く夫の後ろ姿を、見渡し、事の重大さが急に襲ってきたのです。
そして、もう大丈夫だ、息子はきちんと息できてるし、プロが助けに来てくれた。
その安堵感で、涙腺崩壊。
ブサイクな顔で号泣(恥)。

ケロッとしている次男よりも、私の方が注目を浴びてしまい、女性救急隊員さんが「あらあ、お母さん…怖かったでしょう。」と優しくしてくれ、また涙。
「ちょっと怖かっただけです、大丈夫です。」と弁解したものの、コワモテ警察官が「渦中にいるときはアドレナリンがいっぱいでて、しっかりしてしまうものだけど、落ち着いたあと、どっと涙がでるものだよ。」となぐさめてくれ、また涙。

しつこく「赤ちゃん、病院に連れていってほしい?」と聞かれ、
「それを決めるのは貴方の仕事でしょうがああぁ怒」と思いました。
が、マニュアルとして聞いてるんでしょうね、医学的根拠が見つからない時に。
あとでなんかあって、「病院に連れて行ってくれなかったから悪化した!」って訴えられないために。
とりあえず、救急車の中で検査してくれました。
その間、お隣さんに事情を説明し、テレビに釘付けだった長男がやっと救急車発見、興奮して玄関から出てきたので捕獲(笑)。
一件落着となりました。

この体験から学んだこと。
1、詰まった時の救急対応を復習すべし。
パニクる間に時間は過ぎていく…。今度詰まったらすぐ対応できるよう、練習すべし。
2、携帯から救急車を呼ぶ場合、住所をすぐに教えられるよう準備。
3、他の子どもが怖がらないよう、処置は他の部屋で(できるなら)。
当時はとっさにとった行動だけれど、あとで考えてみて、取り乱す姿(赤ちゃん、親双方ともに)を長男に見せずによかったと思いました。トラウマになる繊細な子も多いようです。
4、ご近所さんが救急車を呼ぶ事態になったら、助けることに専念し、自分の話はしない。
お隣さんに、延々と自らの臨死体験を語られました…ごめんよ、こっちは心の余裕がないのよ。


事故から1週間、救急車を呼んだ「請求書」が届くのをビクビクしながら待ってます。
そう、この国は、救急車は無料ではありません。
保険がどれだけ払ってくれるのか…。
知り合いの人には10万円請求書が来たというから、戦々恐々としております。

コメント

キラキラ☆
2015年9月4日20:10

まなさん
大変でしたね…><
大事に至らなくて、本当に良かったです。それに、旦那さんが居る時で、良かったですね。気を張っている時は大丈夫でも、いざ落ち着いた時に、事の大事さが分かって涙が出ることってありますよ。泣けて良かったですよー。涙がストレスを流してくれたはず。お家で解決できて、私もほっとしましたー。

まな
2015年9月5日5:38

キラキラ☆さん

コメントありがとうございます。大事にならず、本当によかったです。
次の日も、事を思い出してひっそり涙目になってました。突然息ができなくなる、なんて恐ろしすぎる…。今でも固形食を与えるときは、緊張感たっぷりです。

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