居間で長男がテレビを見ている間に、息が上手にできない乳児(次男)を抱え、玄関へ。夫が電話で救急車を呼んでいます。

ドラマでは「こちら119番です。どうされましたか?」という応対が定番なんですが、夫は住所を聞かれた様子。
…5回も。
えええーっ。いや、こっちは本当の緊急時ですから!乳児、息絶え絶えですから!
さすがに5回目になると、夫も半ば呆れ、イライラしたトーンになってました。
後で夫に聞くと、固定電話じゃないから(携帯からかけました)、住所が特定できなかったんじゃないかな、とのこと。

夫の隣で次男の背中をさすっていたのですが、電話している間、次男が徐々に落ち着いてきました。えづいたり、息がしにくくなる頻度が10秒〜20秒間隔になり、顔色も快方に向かっています。
夫が次男をだっこしたので(オペレーターさん指示を出してくれている模様)、電話をスピーカーフォンにして、私も参加。
次男が少し落ち着いてきたことを告げると、じゃあ一旦切るけど、もし急変したら電話かけてくださいとのこと。
救急車、向かってますから、と教えてくれました。

電話を切ってすぐ、次男は落ち着きを戻し、呼吸も穏やかで自然な感じ。
のど詰まっていたものを飲み込めたようです。

この時の私の心情は…動揺はしてたけど、冷静でもありました。
声が出せてるから、気道が完全に塞がれているわけではない、とわかっていたし、次男の顔色も良くなってきていたし。
もうすぐ救急隊員さんがくるなら、散らばってるおもちゃ、ちょっと片付けとこうっと、と体裁を整える心の余裕がありました。

玄関のドアを開けて待っておこうと思い、ドアを開けると、救急車とパトカーが到着したところでした。
サイレン無しで来た様子。
電話してから5分くらいでしょうか。
ドライバーさんと目があったので、「ここですよ」のサインとしてしっかり頷いたあと、次男を腕に抱いてる夫を呼びに行きました。

…長くなったのでまた明日。
明日で最後です。


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