無痛分娩体験記

2014年11月12日 コドモ
ご無沙汰です。前回も書きましたが、出産後に次々にいろんな病気になり、新生児と2歳児(と大きな子どもであるだんな)のお世話もあり、もうへろへろな毎日でした。

日本ではメジャーではない(?)無痛分娩をしたので、興味がある方読んでみてください。

出産予定日を4日過ぎて、ノンストレステストを受けにクリニックへ。
前駆陣痛が起こると、赤ちゃんの心拍数が下がるのが心配なので、この足で病院に行って出産してくださいといわれ(つまり誘発分娩)、わお。
偶然にも、そういう流れで出産したというお母さんの話を数日前に聞いていたので、いたずらに動揺せず対応できました。
夫に連絡し、会社から急いで帰ってきてくれた彼と二人で病院へ。(長男は保育園)
朝11時半のことでした。
病院に着くと、偶然にも陣痛が15分ー20分間隔で始まっていました。

病室に行くと、無痛分娩を希望するか聞かれて、エピデュラル(硬膜外麻酔)を希望していますと伝えると、エピの前処置(点滴による水分補給と、赤ちゃんの心拍数と陣痛のモニター二つを装着)が始まりました。
カテーテルはエピの直前か直後につけてくれたようです。(いつかは思い出せない・・・)

モニターが結構おもしろいんですよ。
前回の出産では、ポリグラフみたいに、線が描かれる装置で、
陣痛が起こると山ができ、起こってないときはフラットな線。
今回の出産で使われた機械は、陣痛が数値化されてでるやつでした。
陣痛が起こってないときは0、起こるとどんどん数が上がっていくの。
「痛いー!90超えてる、どうりで!」とか、「わー、まだ20にしか下がらなかったのに再び次の陣痛が始まった!」とか、「お、20超えました、30超えました、どこまでいくんだ!」とか、心の中でツッコミ(?)ができて気がまぎれてよかったかも。

第一子出産のときは、麻酔なしで出産するとあらかじめ伝えておいたのですが、
陣痛の痛さに負け、途中でエピを選択。(名誉のためにいっておくと、医療チームも驚愕の速さで子宮口が開き、それに伴う痛さもすさまじいものでした)。

今回は最初からエピを希望しているのだから、すぐエピをしてくれるんだろうなーと思っていたら、ある程度陣痛が進まないとエピはできないといわれ、ちょっとがっかり。
(あとで調べると、4-5cmになるまで待たないといけないんだそうです。)
しばらくしてから、陣痛誘発剤が入れられ、陣痛がじわじわとすすみます。
痛みもひどくなり、夫に泣き言を言うと、一緒にベッドにあがって背中からだきしめてくれました。
「衛生の観点から言うと、だめなんだろうけど・・・」といいながら。(清潔なリネンに、彼の洋服が触れるので)
呼吸を整えたり、数を数えたりしてたんですが、夫のハグが一番効いたなあ。

私、痛いのを我慢するときは、静かになるんですよね・・・。
結果的に、出産ブームの日で、緊急帝王切開なんかも起こって忙しかった病院側にほっとかれてしまい、結局痛さに耐えられず何回か訴えて、やっと看護師さんがチェックしてくれたときには子宮口がすでに7cm。
看護師さんも「わーお!」を連発。「ええー痛かったでしょう?まあ・・・あなたって・・・私が今まで見た患者さんの中でベストよ!」と、微妙なお褒めの言葉をいただきました。
とほほ。

やっと麻酔医さん(+研修医?学生?)がやってきて、そこでエピの説明を受けます。
エピは痛みを軽減するものの、痛みを全部とるわけではありません。
出産のいきみや圧迫なんかは感じることができるし、痛みも感じる可能性もあります。体質によっては効かない場合があります。
などなど・・・
「以上の説明を理解したうえでそれでもエピを希望します。」という書類にサイン。
正直、そのころは痛みで、話を聞くのがやっとで、細かい文字を見る心の余裕なんてありません。
「それじゃあまた」と立ち去る麻酔医(+研修医)。
サインをするのを見届けてから、処置の用意をしにいくのでした。
早くエピ、エピしてください(泣)。

続きはまた後日ー!

コメント

お気に入り日記の更新

この日記について

日記内を検索