生まれました。

みなさんの応援ありがとうございました。嬉しかったです。
おかげさまで無事、約4000gの大きな男の子が生まれました。

生まれるまで知らなかったー、この子の大きさ。
日本じゃあ検診ごとに赤ちゃんの大きさ測ってくれるみたいですけど、異国じゃそんなことしてくれないもの。

頭が見え始めてから、看護士さんが「大きい子ね。」ってつぶやいてました。
そしてそれ聞いて、私はぞっとしていました(= =;)。

お医者さんも看護師さんもびっくりするほど、子宮口が早く開き(午前10時ごろ4.5cmだったのに、午後12時には7cm、午後3時には9.5-10cm）、早めに終わってくれるかも、と期待していたら、うちのこがなかなか出てこなくて。
子宮口が全開してから4時間くらい、降りてくるのを待ってたんですが降りてこず、
お医者さんの判断で、いきみをはじめることになり、2時半いきんでも出てこず。
結局は、バキュームで吸い出してもらいました。

一番つらいといわれる(?)4-7cmの陣痛は、麻酔なしで乗り切ったんですが、
これより痛くなるなんて、と絶望し、麻酔をお願いしました。
最初は麻酔なしで・・・って言ってたとき、お医者さんも看護士さんも何も言わなかったけれど、「まあ後で頼んでくるんだろうな。」的空気が流れてて（まあ実際そうなったんですが)、これで負けたら悔しいな、と陣痛が軽いときは思ってたんですが、いざ本番を向かえると、笑われてもいいから麻酔ください、と・・・。
旦那さんは私の変わり身に隣で笑ってましたが（ひどい！）。

麻酔をしてもらったら、一瞬で痛みがとれて、夢のようでした・・・（うっとり）。
すごいね、これ。
陣痛を感じなくなってからは、リラックスして、旦那さんは駆けつけてくれた義理の両親と談笑する心の余裕が生まれました。

麻酔ではいきむときの痛みはとれないので、かなり苦労しましたが(赤ちゃん大きかったし)、生まれたときは、なんともいえない気持ちでした。
結構冷静(?)だったような気が。
長い戦いの後で、呆然としていただけかも。
生まれてから抱くまで1-2分くらい待たされたんですが、早く抱きたい！いつきてくれるのーとそわそわしました。
まってる間に、小さくなったおなかを見てびっくり。そうだよな、出てきたから小さくなるよな、と妙に納得したり。

新生児は可愛くないので、がっかりしないように、と夫婦で心構えをしていたんですが、
いやー、可愛かったですよ、生まれた瞬間から(親ばか)。

産んだ後のほうが、いろいろ大変だったんですが(出産が身体に与える負担の大きさに無知だったため)、時間をかけて養生することにします。

旦那さんとふたりで、毎日せっせとお世話してます。

生まれたからずっと、ろくに寝ずに母乳をあげてたんですね。
できれば母乳だけで育てるのが理想なので。
うわさどおり痛くて、毎日看護師さんに質問したり、耐えたり、自分なりにがんばってたんですが、誕生後4日後にあった初検診で、体重が10%以上も減っていることがわかり、涙が止まりませんでした。
寝ずにがんばったけど報われなかったっていうつらさと、赤ちゃんにひもじい思いをさせてしまった、っていう罪悪感で、号泣。
結局、2-3時間おきの授乳は続けてもいいけれど、ミルクを与えてくださいと指示が。
しかも、翌日また来てくださいと。
旦那さんが気落ちした私を慰めてくれて、粉ミルクを「パパのミルク」となずけて、私が母乳で引き続きがんばる隣で、ミルクの準備や飲ませるのを率先してやってくれました。
今日、その｢翌日アポイントメント」の日だったんですが、先生も笑顔でほめてくれるくらい、しっかり体重増加！
おむつかぶれの初期症状が見られてたんですが、それもきれいに治ってて、先生も「がんばったね。」と笑顔。
ほっとしました。

長くなってしまったわ。
そろそろ旦那さんと赤ちゃんの様子を見てきます。