銀のスプーン

2012年6月13日 コドモ
ぽわわんとした旦那さん。
結婚する前から、「この人の子ども欲しい熱は静かに高いな。」と思っていたんですが、私が妊娠してからというもの、検診に一緒に来てくれるし、お腹が出てきてからはベビー用品の購入にご満悦だし、参加型の頼もしい旦那さんです。

意外にもアンティークのお店を回るのが好きみたいで、わざわざ遠出してアンティーク・フェアへ。
私、あんまり興味ないんで(^_^;)、適当にぷらぷらしてたんですが、旦那さん、真剣に選び出したのが、銀のスプーン。

異国では、縁起物として、生まれてくる赤ちゃんに銀のスプーンをあげるんですね。
食べるものに困らないように、とか魔除けの意味もあるみたいです。

悩み抜いた結果、なんと二本お買い上げ。
ええっ、一本でもびっくりなのに、二本も?
一本が、フランス製らしくて、柄の部分エッフェル塔のデザインで、すくう部分にParisの文字が。
もう一本が地元の港町産で、柄の部分が船関係の飾り。
お店の人と、地元産っていうところに惹かれるよねーと郷土愛発揮してました。

スプーンを買うって計画してアンティークフェアに行ったの?と聞くと、計画してたわけではないけど、欲しいなーとは思っていた、とのこと。
ふううぅーーーん…。知らなかったわ。

帰ってからも、せっせとお手入れ。
最近、銀製品の黒ずみをとる技を習得したんでした、この人。
妊娠がわかってすぐ、旦那は銀のベイビー・ブレスレットを購入したんですね。で、それが最近黒ずんきたので、ネットでお掃除の仕方を学んだようです。

お手入れ後、ぴかぴか光る銀のスプーンは、ゆりかごの中に入れただんなさん。
ゆりかごのなかで主を待つスプーンをみながら、
子煩悩な人だな、と我が夫ながら微笑ましく思ったのでした。


コメント

お気に入り日記の更新

この日記について

日記内を検索