ご両親

ごきょうだいのところに連れていかれた、というと
「デートし始めたばっかりじゃなかったっけ!?」と友人に驚かれるんですが、
これまたいきなりお父様にお会いしてきましたよ。
デート中に「父に会ってみる？」って聞かれ、
「あ、うん、お会いしたいわ。」って言ったら、その日に連れて行かれました。

自分の家族に女の子を連れていくことに、抵抗がないみたい。
どんな女の子に対してもそうなのか、私だからいいと思ったのか…。
ま、そこらへんは解決しなくても支障がない謎だと深く考えないようにしています。

道の途中で「お父さんに会ったのはいつが最後？」と聞くと
「うーん、先月くらいかなー。そんなに頻繁には会ってないんだけどね。」
ふううーーん…。
それなのに、1時間ちょっと前に「今から行くから。」って電話をかけてそのまま押しかける彼。
お父さん、どんな気持ちなんでしょうねぇ。

私、やっぱり何も緊張せず、おうち訪問。
「はじめまして、まなです。」と初めてお会いして握手したとき、もちろん感じよく握手に応じてくれましたが、まじまじと顔を見られましたよ。
わー、自分の息子の趣味に、いろいろ疑問があるのかしらー！
他の女の子と比べられてたりして…(^^;)。

「前もって言ってくれたら、ごはん作って待ってたのに！」と、お父さんと奥様に出迎えられ、リビングルームのいろんなデコレーションを見せてもらったり、日本に旅行に行った時の写真を見せてもらったり、お父様が描いたというレベルの高すぎる絵画の数々を見せてもらったり、「これ僕が作ったんだよー。」とチョコレートチーズケーキの写真まで見せてもらいました(笑)。

話の途中でお父さんがすーっとどっかに消えるので、なんだろうね？と3人で話していると、お父さんが取り扱っている商品を持ってきてくれて、お土産として持たせてくれました。
恐縮してると「いやいや、うちの息子に耐えてくれてるお礼ですよ。」とお父様は笑い、彼は「父さんに耐えてくれてるんじゃないか。」と笑い返し、奥様はころころ笑ってました。

帰りは、お父様が彼に"Don’t be a stranger."って言って送り出してくれました。
私は楽しかったけれど、彼とご家族はどうだったかな？