つづり

電話でたまに困るのが、人の名前の綴りを聞くこと。
「どういう綴りですか？」ときいても、VとB、MとN、GとZとCをよく間違えるんですね。
だから"A as in Apple"（AはアップルのA）みたいに、具体的な単語を出しながら説明するんですが、たまに、とっさに出てこないんですよ、単語が。
いえ、出てくるんですけどね、極端に明るかったり暗かったりする単語は使いたくないじゃないですか。←例えばA as in Abnormalとか(笑)。
限りなくニュートラルな単語はなに?って一瞬迷って、会話が止まったことがあったので、みんなどうやって綴り例をだしてるのかなーと思って、ググってみました。

そしたら、あるんですねえ、やっぱり。通話表。

主なものにNATOフォネティックコードがある。例えば ALPHABET を送るときには Alfa Lima Papa Hotel Alfa Bravo Echo Tango と送る。
(Wikipediaより抜粋)

いやー、アルファとか、リマとか、ってる人聞いたことないんですけど！
ま、航空関係で主に使われているコードらしいですけどね。
BなんてBravoですよ。電話口で「ブラボーのB」なんて言われたら吹き出してしまいそうです。
FはFoxtrotだし。ダンスの種類らしいですが。日常生活で聞いたことないって。
だめだ、NATOコードは使えない。

ということで他のを調べてみたら、

コードは男性名や分かりやすい都市名からなることが多い
（Wikipediaから抜粋）

おー、人の名前！
そういえば、いたいた、以前電話で話してたら、綴りを全部人の名前で表わした人。
Smithをつづるとしたら、"S as in Sam, M as in Michael, I as in Isaiah, T as in Tom, H as in Henry. "みたいな感じで。
あれは確かにわかりやすかったし、突拍子のない単語が出てくるわけじゃないから、すっと頭に入ってきたんだったわ！

…と思っていて、いざ実際に使うときになったら、結構詰まりました。
「K as in Kristine...いや、Christineってつづる人もいるから、正確ではないかも！」とっさに考えて電話口で動揺したことも（笑）。
アルファベット1個につき、1，2つくらいの名前を覚えておかないといけないのねー。