ジムのスチームサウナに入ったときのこと。
もわーっと立ち上がるスチームの向こうで、ハーフパンツをはいたまま、上半身裸でうつぶせに横になっている男性を発見。
激しく動揺。
足が止まってしまいました。
こ、ここ、女性用ですよー!
でも、よく見てみると、胸が・・・。
あっ、女性でした。失礼しました・・・。
それでも拭い去れない違和感。
それは、彼女がハーフパンツをはいているということ。
基本的に全裸、水着をつけたままのひとが少数、という更衣室で、ハーフパンツをはいたままスチームサウナに入る、というのはとても異様な光景なのです。
スチームサウナの中で、好んでハーフパンツなんて履く人いないよ・・・ってことは、隠すため?
湯気が途切れた時に垣間見てしまったのですが、女性とは思えないほどの短髪&がっちりした肩や腕です。
トランスジェンダーさんなのかなあ。
そう思いついたときから、急に落ち着かなくなってしまいました。
いつもなら、巻いているバスタオルをはずして、スチームサウナで身体を温めるのですが、彼女の近くで全裸になるのが、ためらわれてしまいました。
そんな自分の気持ちにびっくり。
今まで、女性に興味がある女性の前でも、気を遣ってこちらを見ないようにしてくれれば、裸でいられると思ったので。
来るまで知らなかったんですけど、私が住む都市って、同性愛者が多いことで有名だったのです。
こちらで出会った人、かなりの確率で非ストレートさん。
だから、更衣室で着替えるときも、この中で何人かはストレートじゃないんだろうなあ、と思いつつ着替えてました。
でもね、そんなに気にならなくて。
やっぱり女性同士というのは変わらないし、向こうだってそんなに気にしてないでしょうと思ってるんですよね。
実際、レズビアンの友人も、変な気持ちで着替えているわけじゃないって言ってたし。
逆にすごい気を遣ってるんだそうです。
彼女いわく、「見る人が見たらストレートじゃないってすぐわかると思うの。だから、周りの人が『あの人、私のこと見てる!』って誤解してないかしら、とか、居心地の悪い思いさせてるんじゃないかしら、って、そっちのほうが気になって、見ないように、見ないように、急いで着替えちゃう。」
とのことでした。
ああ、すごい気遣ってくれてるんだなあー、そんなに気を遣わなくっても大丈夫なのに、とそのときは思ったのです。
でも!
非ストレートの人は大丈夫なのに、トランスジェンダーさんは、居心地が悪いなんて!
なんか・・・不公平じゃないか?私?
なんて自分でも戸惑っていたのですが、
測らずも、そのトランスジェンダーさんらしき人と、その後、何十分かを至近距離で過ごすことに。
私、いつもスチームサウナの後、シャワーを浴びて、ドライサウナに入って、服を着替えのですが、彼女も全く同じ。
同じペースで周ったので、視界の端に、常に彼女が。
彼女、終始下を向いて、誰とも目を合わせないように行動していました。
着替えるときも一番奥のロッカーで、皆に背を向けて着替えてるんですよね。
周りに気を遣っているように見えました。
痛々しいくらいに。
そして、悲しいくらい浮きまくってるの。
周りの人が、一瞬、男性と見間違えてぎょっとしてましたもん。
私がトランスジェンダーなら・・・と考えてしまいました。
気持ちは男性でも、男性更衣室にいけないもんなあ、胸がある以上。
女性更衣室で着替えるしかないのかあ。
でも、心が男性である以上、かなり屈辱的なんじゃないだろうか。
トランスジェンダーの人は、自分の体に違和感や嫌悪感を感じると聞くし、その身体をさらさないといけないというだけで、ストレスだし居心地が悪いんだろうなあ。
でも、やっぱり筋肉鍛えたいだろうし、だからジムに行きたいんだろうし、でもジムに行くにはこの更衣室問題に対処しないといけないのか・・・。
何かの間違いで、違う性の身体を与えられたがために、選択肢が狭まったり、居心地が悪い思いをしないといけないなんて、不公平だよなあ・・・。
ジムひとつとっても、ここまでいろいろ気を遣わないといけないのか・・・。
と、いろいろ考えていたため、注意力が散漫になってたみたいで、ロッカーのドアで、したたかに手をぶつけました。
痛っ。
血がにじむくらい、ぶつけるか?普通?
かさぶたが痛むたびに、この更衣室での出来事を考えてしまうのでした。
もわーっと立ち上がるスチームの向こうで、ハーフパンツをはいたまま、上半身裸でうつぶせに横になっている男性を発見。
激しく動揺。
足が止まってしまいました。
こ、ここ、女性用ですよー!
でも、よく見てみると、胸が・・・。
あっ、女性でした。失礼しました・・・。
それでも拭い去れない違和感。
それは、彼女がハーフパンツをはいているということ。
基本的に全裸、水着をつけたままのひとが少数、という更衣室で、ハーフパンツをはいたままスチームサウナに入る、というのはとても異様な光景なのです。
スチームサウナの中で、好んでハーフパンツなんて履く人いないよ・・・ってことは、隠すため?
湯気が途切れた時に垣間見てしまったのですが、女性とは思えないほどの短髪&がっちりした肩や腕です。
トランスジェンダーさんなのかなあ。
そう思いついたときから、急に落ち着かなくなってしまいました。
いつもなら、巻いているバスタオルをはずして、スチームサウナで身体を温めるのですが、彼女の近くで全裸になるのが、ためらわれてしまいました。
そんな自分の気持ちにびっくり。
今まで、女性に興味がある女性の前でも、気を遣ってこちらを見ないようにしてくれれば、裸でいられると思ったので。
来るまで知らなかったんですけど、私が住む都市って、同性愛者が多いことで有名だったのです。
こちらで出会った人、かなりの確率で非ストレートさん。
だから、更衣室で着替えるときも、この中で何人かはストレートじゃないんだろうなあ、と思いつつ着替えてました。
でもね、そんなに気にならなくて。
やっぱり女性同士というのは変わらないし、向こうだってそんなに気にしてないでしょうと思ってるんですよね。
実際、レズビアンの友人も、変な気持ちで着替えているわけじゃないって言ってたし。
逆にすごい気を遣ってるんだそうです。
彼女いわく、「見る人が見たらストレートじゃないってすぐわかると思うの。だから、周りの人が『あの人、私のこと見てる!』って誤解してないかしら、とか、居心地の悪い思いさせてるんじゃないかしら、って、そっちのほうが気になって、見ないように、見ないように、急いで着替えちゃう。」
とのことでした。
ああ、すごい気遣ってくれてるんだなあー、そんなに気を遣わなくっても大丈夫なのに、とそのときは思ったのです。
でも!
非ストレートの人は大丈夫なのに、トランスジェンダーさんは、居心地が悪いなんて!
なんか・・・不公平じゃないか?私?
なんて自分でも戸惑っていたのですが、
測らずも、そのトランスジェンダーさんらしき人と、その後、何十分かを至近距離で過ごすことに。
私、いつもスチームサウナの後、シャワーを浴びて、ドライサウナに入って、服を着替えのですが、彼女も全く同じ。
同じペースで周ったので、視界の端に、常に彼女が。
彼女、終始下を向いて、誰とも目を合わせないように行動していました。
着替えるときも一番奥のロッカーで、皆に背を向けて着替えてるんですよね。
周りに気を遣っているように見えました。
痛々しいくらいに。
そして、悲しいくらい浮きまくってるの。
周りの人が、一瞬、男性と見間違えてぎょっとしてましたもん。
私がトランスジェンダーなら・・・と考えてしまいました。
気持ちは男性でも、男性更衣室にいけないもんなあ、胸がある以上。
女性更衣室で着替えるしかないのかあ。
でも、心が男性である以上、かなり屈辱的なんじゃないだろうか。
トランスジェンダーの人は、自分の体に違和感や嫌悪感を感じると聞くし、その身体をさらさないといけないというだけで、ストレスだし居心地が悪いんだろうなあ。
でも、やっぱり筋肉鍛えたいだろうし、だからジムに行きたいんだろうし、でもジムに行くにはこの更衣室問題に対処しないといけないのか・・・。
何かの間違いで、違う性の身体を与えられたがために、選択肢が狭まったり、居心地が悪い思いをしないといけないなんて、不公平だよなあ・・・。
ジムひとつとっても、ここまでいろいろ気を遣わないといけないのか・・・。
と、いろいろ考えていたため、注意力が散漫になってたみたいで、ロッカーのドアで、したたかに手をぶつけました。
痛っ。
血がにじむくらい、ぶつけるか?普通?
かさぶたが痛むたびに、この更衣室での出来事を考えてしまうのでした。
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