魔法のコトバ

イイコじゃないと、愛されない。
頑張らないと、愛されない。

小さい頃からの思い込み。
もうね、すごい思い込みなんですよ。
これを呪いと呼ばずしてなんと呼ぶ、っていう感じで。

最近、それを再認識して愕然としてたわけです。
あまりに衝撃的で、2週間くらい地味ーに落ち込んでました。

そんな不安定な時期に、10年来の友人が遊びに来てくれてたのです。
落ち込んでいることを言ってなかったのに、何かを察知したらしく、日本に帰国してからメールが。

無理に頑張る必要はない、と言ってくれた後で、
自分も含め「貴女が友人と思っている人達は貴女のことを
とても大事に思ってる」と説き、さらにはとどめの言葉。
「別に貴女が頑張り続けているから友達でいるわけではない」

どうですかー、これ！

毎日、しつこーく、じわじわ私を蝕んでた疲れが、一瞬、どっかに消し飛びました。

続いて、頭に鳴り響く、「えー、なんでー！」コール。
?なぜ私の落ち込みに気づいたのか。
?なぜ頑張らないといけないという呪いに関して落ち込んでいることに気がついたのか。
?なぜそんなに的確に私を安心させることができるのか。

なんかね・・・もう、ありえない。
トモダチって、ほんとすごい。

生きてく上でいろんな悲しみや疲労が蓄積していくのは避けられないけれど、
この「一瞬で消し飛んだ」という記憶、
そしてまたそういう経験をすることがあるかもしれないという期待だけで、
しばらく強く生きていける、そう思いました。

やられたー。