煩雑な日常を心を乱されずに生き延びるためのスキルのひとつに、感受性を鈍くすることが挙げられると思います。

心が揺れても、たかがこれしきたいしたことない、と思うと、
ちょっと落ち着くような気がします。
人生とか、痛みとか、愛情とか、涙とか。

でも、夜景を構成する一つ一つの光を見ていると、
いろんな「たかが」が「されど」に思えてきます。
この一つ一つに人生があって、感情があって、皆幸せになりたいんだなあと思えるから。

この街で、私はもう少し頑張っていける。
いろんな人のあったかい心と、
友達の「日本に帰って来い」という優しい言葉と、
この夜景が私の情熱をまだ支えてくれるから。

うん、私はまだ歩いていける。

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