都会生活の通勤で面白いことは、
Familiar Strangers(親しい知らない人)ができることです。

言葉を交わしたことがなくても、相手の素性を全く知らなくても、同じ時間・同じ場所・同じ交通手段で出会う、「親しい」知らない人たち。

新天地に来て2ヵ月半、私にもできたようです。

二日連続で、とあるアジア人と会ったことがあったのです。
同じ駅で降りて、10分ほど同じ方向に向かって歩きました。
どうやら職場が、通りをはさんで向かいにある様子。
アジア人が少ない地域なので、妙に目を引いたのです。

初日、この人、日本人かなー、でもお洋服とかバッグとか、日本人ぽいなーと、背後にいることいいことにぶしつけに観察してしまいました。

二日目、横断歩道を渡るときに左右確認をしたら、
斜め後方に、なんだか見慣れた物体が。
あっ、昨日の人だー。
もしかしたら、その日は向こうが背後から「こいつは日本人か?」と観察していたのかもしれませんね(笑)。

でもそんなこと、すーっかり忘れてました・・・今朝まで。

今朝、いつもとは違う時間帯に、いつもとは違う駅の構内を歩いていると、目の端ですごい勢いでこっちを見た人がいたので、
なに?と思ってそっちを見ると、ああっ、あの人だ!

向こうは「なんでこの時間にここに!?」という顔をしてましたが、私も同じ顔してたんでしょうね(笑)。
しかも向こうはいつもとは違う方向に歩いていたので、
「しかもそっち方面ですか!?外回りですか!?」と思った私・・・そっくりそのまま顔に書いていたことでしょう(笑)。

向こうにとっても、私がFamiliar Strangerだったということが面白かったです。
お互い、数少ないアジア人同士、そして毎回同じバッグに同じコートを着ていたので、覚えやすかったんでしょう(笑)。

ルームメイトさんにその話をしたら、
「ええっ、話しかけなかったんですか?」
って、話しかけるものなの!?
それにもびっくり(笑)。

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