今日テレビのニュースをぼんやりみていたら、
「乳がんにかかった女性が再発を恐れてるあまり、乳房摘出を選ぶ傾向が見られる。」という報道をしていました。

「再発したらどうしよう、という不安に常に脅かされたり、身体に負担のかかる治療を続けていく煩雑さも、乳房摘出をして安心することを選びました。」という経験者さん。
「昨今、乳がんの治療法の決め手は、医療の判断というより個人の判断となりつつあります。」
というお医者さんのコメント。

へえ〜なるほど・・・。
初めて聞く話だったので、びっくりしましたが、お話を聞くとなんとなく納得。

乳房や子宮は、いわば女性のシンボルなので、出産予定がある人はもちろん出産を終えた人も、なるべく残しておこうとする人が少なからずいると聞きました。失ったときの喪失感が大きいからと。
でも、もう出産予定がなくて再発の不安にずっと脅かされることのほうが負担だ、という考える人がいるのも、まあ、理にかなってますよね。
治療の決断も、(当たり前のことですが)個人の価値観が色濃く反映されるということでしょう。

ちなみに写真のピンクリボンは、乳がん早期発見・定期検診をすすめるピンクリボン運動のマークです。

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