大爆笑

2005年5月7日 マイニチ
今日は異国に来て一番笑いました。
親友が経験した話。


彼女は、治療評価なる授業をとっているのですが、
その授業のなかで、
患者、医者、観察者の三人に分かれて、
実際に患者と医者がしゃべっているようにアドリブで寸劇(?)みたいなのをさせられたらしいです。
で、あとで観察をしていた人が
患者が抱えている問題は何か、それに対する対処法は何かを提案する、というのが目的だったんだそうです。

例えば、
「最近、なんだか鼻水が止まらなくて・・・目も痒くて仕方がないんです。」
と患者が言えば
医者「そうですか、鼻水は風邪のときのようにどろっとしてますか、それともさらっとしてますか」
患者「え・・・どろっとはしてませんね。水みたいな感じです。」
・・・(略)
寸劇終了後。
観察者「問題はアレルギー性による鼻炎と結膜炎、対処法はXXXを処方して・・・略」
みたいな感じです。



しかーし!
患者役をした私の友達は、専門が精神医学。
医者役の子に、「精神病を持った人を演じるわね。」といっておいたのですが、笑い上戸の医者役には刺激が強すぎたみたいで、笑いっぱなしだったそうなのです。←患者は本気で言っているので笑っちゃだめなんですよ!
その妄想というのが(統合失調症の方なんかには典型的な被害妄想らしいのですが)、

患者「別れた夫が、私のことを監視しているんです。
最近トイレにモニターまでしかけて・・・。警察に電話しようかと迷ってます。」



ふむーなるほど。
しかも私の友達クールビューティーだから、ほんっとに真面目な顔で真剣にやったとおもうんです。

しかし、そういう被害妄想には慣れていない、医者役の人はうけにうけてしまったらしく、結局寸劇は上手くまとまらないまま終了。

ここでかわいそうなのが、同じく留学生の天然ボケなAくん。
英語がまだすこし不得手なうえ、精神医学の知識が全くないところに、真剣に「トイレにモニターが」と語る患者と、笑い転げる医者。

彼は相当混乱したのでしょう。
「じゃあ、何が問題で解決策は?と先生に聞かれたときに」



「トイレにモニターが仕掛けられていることです。
警察に電話することです。」





と素直に答えていたらしいです。
鵜呑みにしたらだめでしょ(笑)!!


ちなみに正答は「精神分裂病からくる被害妄想。XXXやYYYといsった薬物投与やカウリング」などがあげられます。


もう、友達もクラスも大爆笑だったらしいです。
わたしも、彼の天然っぷりはしっていたので、
夜中のオープンカフェで、奇声レベルで大笑いしてしまいました。

やるなあ、A君・・・。

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